猫の腹膜透析は、慢性腎臓病による腎機能低下の際に用いられる治療法です。腎機能がほぼ失われた状態において、生存期間を延ばすための重要な選択肢となります。



すぐに動物病院を受診すべき症状
猫が全く尿を出さず、激しい嘔吐と元気の低下が持続している場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。これは腎機能が完全に停止していることを意味し、命に危険が及ぶ可能性があります。



再発の予防と品種に関する注意点
猫の品種によっては腎臓疾患の遺伝的素因がある場合があるため、家族歴がある方や腎臓疾患のリスクが高いとされる猫ちゃんには、より細やかな観察が必要です。ただし、リスク度合いは個体によって異なるため、特定の品種だからといって決めつけるのではなく、定期的な健康診断で腎臓の状態を継続的に確認し、異常の兆しを早期に発見・管理することが最も重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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