犬のSFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニを媒介して感染するウイルス性疾患です。発熱、血小板減少、出血傾向などの主な症状と、治療・予防法を獣医学的根拠に基づいてまとめました。


この症状が見られた場合は、直ちに救急動物病院へお越しください。
以下の症状のいずれかが見られた場合は、一刻も早く救急動物病院を受診してください。血小板が危険なレベルまで低下すると、内出血を引き起こす可能性があります。 • 歯茎が蒼白になっている、または出血している • 鼻血や血便が出ている • 40℃以上の高熱が12時間以上続いている • 突然倒れる、または立てない • 激しい嘔吐や下痢で脱水が疑われる

飼い主様も感染する可能性があります。人獣共通感染症に注意しましょう。
SFTSは、感染した犬の血液や分泌物を通じて人に感染する可能性があります。介助する際は必ず手袋を着用し、傷口のある手で犬の血液や分泌物に触れないようにしてください。犬の治療中に飼い主さんに発熱、筋肉痛、食欲不振などの症状が現れた場合は、直ちに近くの医療機関を受診してください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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