キャットニップ(キャットミント)の作用メカニズム、反応する猫の割合、シルバーバインやバレリアンなどの代替植物との違い、そして安全な使用方法をひとまとめにご紹介します。



このような反応が見られた場合は、いったん中止してください。
キャットニップは基本的には無毒で安全なハーブですが、一部の猫では過剰な興奮や攻撃的な行動が見られることがあります。そのような反応が出た場合は、すぐにキャットニップを取り除き、静かな場所で落ち着かせてあげてください。基礎疾患がある、または特別な健康上の問題を抱えている猫に新しい刺激や植物を与える際は、事前に獣医師と相談してから使用することをお勧めします。

| 項目 | キャットニップ(イヌハッカ) | マタタビ | セイヨウカノコソウ(バレリアン) | タタリアンハニーサックル(スイカズラ) |
|---|---|---|---|---|
| 反応率 | 約68% | 約80% | 約50% | 約50% |
| 主な成分 | ネペタラクトン | アクチニジン・ジヒドロアクチニジオール | アクチニジン | ネペタラクトール |
| 持続時間 | 5~15分 | 5~30分 | 5~15分 | 5~15分 |
| 主な形態 | 乾燥葉・スプレー | スティック・粉末 | 根の粉末 | 木片 |
| キャットニップに反応しない猫の代替 | False | True | True | True |
Bol et al., BMC Veterinary Research(2017) 100匹の反応率を基準

キャットニップおもちゃの選び方のチェックポイント
猫の玩具を選ぶ際は、中身が漏れ出して異物摂取のリスクが生じないよう、生地が厚く縫製がしっかりした製品を選ぶことが大切です。キャットニップ含有量が100%の製品は香りが長持ちし、補充用のキャットニップパウダーが付属するリフィル対応の玩具は経済的です。メンテナンスのポイントとしては、玩具がひどく劣化したり中身が見えたりしたら、すぐに交換してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Rodan I., Heath S., Feline Behavioral Health and Welfare, Elsevier, 2016
[2] Bol S. et al., Responsiveness of cats to silver vine, Tatarian honeysuckle, valerian and catnip, BMC Veterinary Research, 2017
[3] Little S.E., The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, Elsevier, 2020