ゴールデン・レトリバーに頻繁に現れる遺伝性疾患5つをまとめ、時期別の検診と家庭で確認できるサインをお知らせします。


このような兆候が見られたら、24時間以内に動物病院へお越しください。
次の症状のいずれかが見られる場合は、単なる体調不良ではない可能性があります。 - 両側の顎下や肩の前のリンパ節が豆より大きく腫れている - 歯茎が蒼白になっているか、急に元気がなくなった - 1食程度ではなく、24時間以上ほとんど食欲がない - 呼吸が普段より速く、ハアハアする状態が止まらない - お腹が普段より張って膨らんでいる

| 項目 | 生後6か月~1歳 | 1~5歳 | 5歳以降 |
|---|---|---|---|
| 股関節の評価 | 初回レントゲンを推奨 | 痛み・歩行異常がある時 | 毎年整形外科の診察 |
| リンパ節を触ってみる | 月1回 | 月1回 | 2週に1回 |
| 甲状腺ホルモン検査 | 症状がある時 | 1~2年に1回 | 毎年1回 |
| 眼科検診 | 1歳前後に1回 | 2年に1回 | 毎年1回 |
| 心臓超音波検査 | 任意 | 異常がある時 | 毎年1回推奨 |
獣医師との相談を通じて個体ごとに調整できます

飼い主さんがよく見落としがちなポイント
ゴールデン・レトリバーは痛みを我慢する傾向があるため、異常の兆候が後から現れることが少なくありません。あまり苦しそうに見えなくても定期健診は必ず受け、5歳を過ぎたら毎年、血液・心臓・関節の検査をセットで受けることをおすすめします。一度にまとめて検査しておけば、比較データが蓄積され、変化をより早く発見しやすくなります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Textbook of Veterinary Orthopaedic Surgery — Hip Dysplasia chapter
[2] Notes on Canine Internal Medicine, 4th Ed — Lymphoma & Hypercalcaemia
[3] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed — Breed predisposition to tumours
[4] The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases — Castration & cancer risk in Golden Retrievers
[5] The Dog Care Handbook — Hip dysplasia growth & feeding