国内の主要なペットフェアの開催時期や見どころ、ペット同伴時の注意点など、飼い主さんが知っておくべき情報をまとめました。

| 項目 | メガジュ・K-PETフェア系列 | ペット産業博覧会 | 地域ペットフェア |
|---|---|---|---|
| 開催時期 | 年3〜4回(春・夏・秋・冬) | 年1〜2回 | 地域ごとに年1回 |
| 主な会場 | COEX・KINTEX・BEXCO | KINTEX・EXCO | 地域のコンベンションセンター |
| ペット同伴 | True | True | True |
| 主なコンテンツ | フード・用品のB2C | B2B+B2Cの混合 | 里親・体験中心 |
| 入場料 | 500円〜1,000円台 | 500円〜1,000円台 | 無料〜500円 |
入場料と日程は回ごとに異なるため公式ホームページでご確認ください。

ペット同伴前に必ず確認すべき事項
展示会場は多くの動物が集まる場所ですので、感染症が広がるリスクがあります。特に猫の上気道疾患(ヘルペスウイルスやカリシウイルスなど)は、複数の動物が集まる環境で最もよく発生し、完全に防ぐのが難しいとされています。ケネルコフ(伝染性気管支炎)などの呼吸器疾患も、飛沫や接触によって比較的速く広がる可能性があります。基本的なワクチン接種がまだ終わっていない犬や猫、接種後に免疫が十分に確立されていない子、免疫力が低下している老犬や老猫は、展示会への同伴を避けるのが良いでしょう。同伴する場合は、総合ワクチンや内外の駆虫などの予防管理が最新の状態にあるか、愛犬・愛猫の体調が同伴に耐えられるか、事前に動物病院で確認してください。

猫を同伴させる場合は、特に慎重に
猫は犬と異なり、見知らぬ環境や騒音に対して特に強いストレスを感じやすい動物です。ストレスは恐怖や不安といった感情反応だけでなく、心拍数の変化などの生理的変化にもつながり、長引くと免疫力の低下を招く可能性があります。展示会場の騒音や混雑は、猫に食欲や排泄の変化、あるいは膀胱の問題などのストレス関連症状を引き起こすことがあります。可能であれば、猫を同伴しないことが最も望ましいです。どうしても連れて行く必要がある場合は、上部から開けやすく通気性の良いハード(プラスチック)キャリーケースを使用し、その上に薄い布をかけて視界を遮断してください。ただし、換気が十分に行われているか必ず確認してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Greene CE, Infectious Diseases of the Dog and Cat, 4th Ed, Chapter on Canine Infectious Respiratory Disease
[2] Ettinger SJ, Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th Ed, Preventive Care Chapter