生後0~2週齢の新生子猫の体温・授乳・排泄ケアの要点をひと目で把握できるようにまとめました。母猫なしで育てる際に必ず確認すべきポイントを解説します。

| 項目 | 0~3日 | 4~7日 | 8~14日 |
|---|---|---|---|
| 平均体重 | 90~110g | 120~180g | 200~300g |
| 目・耳 | 完全に閉じている | ほとんど閉じている(早ければ一部開くことも) | 10日前後で目が開く(範囲2~16日) |
| 体温(直腸) | 35.0~37.2℃ | 36.1~37.7℃ | 37.2~38.3℃ |
| 授乳間隔 | 2時間ごと | 2~3時間ごと | 3~4時間ごと |
| 排泄の誘導 | 毎回の授乳後に必須 | 毎回の授乳後に必須 | 毎回の授乳後に必須 |
体重と体温は新生子猫の健康を示す最も重要な指標です。体重は毎日着実に増えるのが正常で、増えなかったり逆に減ったりすると危険なサインです。

すぐに病院へ連れて行かなければならない緊急のサイン
以下の兆候のいずれかが見られたら、すぐに24時間対応の動物病院へ連れて行ってください。 - 体温が35℃以下に下がったり、触ったときに氷のように冷たかったりする場合 - 12時間以上授乳を拒否したり、哺乳瓶を吸う力がなかったりする場合 - 24時間以内に尿や糞便が一切出ない場合 - 泣き続けながら震えていたり、逆にぐったりして反応がなかったりする場合 - 下痢や嘔吐が繰り返され、歯茎が蒼白または紫色を帯びている場合 新生仔猫の症状の悪化速度は非常に速いため、「少し様子を見てみよう」という対応は絶対に避けてください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Little, S.E., The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, Elsevier, 2024
[2] Peterson, M.E., Kutzler, M.A., Small Animal Pediatrics: The First 12 Months of Life, Saunders, 2011
[3] Tizard, I.R., Veterinary Immunology, 11th Edition, Elsevier, 2021