猫の腎臓超音波検査は、腎臓の構造と機能を精密に評価するための重要な検査です。飼い主の方が知っておくべき重要な情報をQ&A形式でまとめました。




| 項目 | 超音波検査 | 血液検査 |
|---|---|---|
| 評価対象 | 腎臓の構造(大きさ・形・実質)と排尿経路 | 腎機能の数値(BUN・クレアチニンなど) |
| 検査時期 | 構造的な変化を確認できる | 機能数値は腎機能がかなり低下したあとに上昇することがある |
| 正確さ | 構造的異常の確認に強み | 機能的異常の確認に強み |
| 必要性 | 診断と治療計画の立案に役立つ | 腎機能の評価と早期発見に重要 |
超音波は構造的異常を、血液検査は機能的異常を確認する点でそれぞれ強みがあります。超音波は血液・レントゲン検査を代替するのではなく補完する検査で、併用するときに最も効果的です。
このような場合は、すぐに検査が必要です。
猫が急に水を多く飲んだり(多飲)、尿量や排尿回数が急激に変化したり、体重が急激に減った場合は、腎臓に問題がある可能性があります。嘔吐や元気のなさ、食欲低下が同時に現れる場合は、検査がより緊急となります。



タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Langston, C.E. et al. (2023) Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Edition. Elsevier.
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition (2022). Elsevier.
[3] Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases (2021). Wiley-Blackwell.