おやつカロリー10%のルールは、ペットが1日に摂取する総カロリーの10%を超えない範囲でおやつを与えるための栄養管理の基準です。体重別の計算方法と実際の与え方の量をまとめました。


| 項目 | 1日の総カロリー(犬) | おやつ10%上限(犬) | 1日の総カロリー(猫) | おやつ10%上限(猫) |
|---|---|---|---|---|
| 2kg | 約170kcal | 約17kcal | 約130kcal | 約13kcal |
| 5kg | 約350kcal | 約35kcal | 約250kcal | 約25kcal |
| 10kg | 約590kcal | 約59kcal | ||
| 15kg | 約800kcal | 約80kcal | ||
| 20kg | 約990kcal | 約99kcal |
避妊・去勢済みで室内飼育を基準とした推定値です。正確な値はフードのパッケージの給与ガイド、または獣医師への相談で確認してください。

このような場合は、おやつを減らすか、完全に与えるのをやめる必要があります。
すでに体重が正常範囲を超えている場合や、糖尿病・膵炎・腎臓疾患などの基礎疾患がある場合は、10%のルールよりもさらに厳格に管理する必要があります。特に肥満と診断された場合は、おやつを大幅に減らすか一時的に中止し、主食の給餌量も合わせて調整することで、初めて体重減少が可能になります。具体的な目標カロリーとおやつの許容範囲は、必ず獣医師との相談を通じて、個々の状態に合わせて決定してください。基礎疾患がある子は、必ず獣医師と相談してからおやつを選んでください。

人間の食べ物はカロリー計算から外れません。
飼い主さんが落としたお菓子の一片や、食卓で分け与えた肉の一口も、すべて1日のカロリーに含まれます。人間の食べ物は塩分・糖分・脂肪分がはるかに高く、同じカロリーでもペットには負担が大きくなります。10%のルールを守っていても、ペットに有害と知られている人間の食べ物(チョコレート・玉ねぎ・ブドウなど)は、獣医師の指導なしに与えないのが原則です。おやつは必ずペット専用製品を選んでください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Small Animal Clinical Nutrition, 5th Edition, Hand et al., Mark Morris Institute, 2010
[2] Nutrient Requirements of Dogs and Cats, National Research Council (NRC), 2006
[3] AAHA Weight Management Guidelines for Dogs and Cats, Brooks et al., 2014