猫の腹膜透析は、慢性腎臓病の進行に伴い腎機能の代替療法として用いられるもので、飼い主の方が必ず知っておくべき重要な情報をまとめました。




| 項目 | 腹膜透析 | 血液透析 |
|---|---|---|
| 設備の必要性 | 透析カテーテルと透析液(別途の透析機器は不要) | 体外血液透析器、専門病院と血管アクセスが必要 |
| 自宅での可否 | 可能 | 不可能 |
| 感染リスク | カテーテル出口部・透析管の感染、まれに腹膜炎 | 血管アクセス部位の感染 |
| 費用 | 中程度 | 高い |
腹膜透析は血液を体外に出さず、腹膜を天然の透析膜として利用するため自宅でも行うことができ、飼い主さんの負担が比較的少ないですが、無菌管理が鍵となります。血液透析は専用の設備を備えた専門病院でのみ可能です。
すぐに動物病院を受診すべきサイン
透析液が濁ったり異臭を放ったり、猫が熱を出して食欲を失いぐったりしている、あるいは腹痛を訴えている場合は、腹膜炎の可能性が高いです。命に関わることもあるため、すぐに獣医師にご相談ください。



タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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