猫の心臓疾患の治療に用いられるACE阻害剤について、飼い主の方が必ず知っておくべき重要な情報をまとめました。服用方法、副作用、注意事項まで、一目で確認できます。



血圧が急激に低下した場合は、直ちに動物病院を受診してください。
猫が薬を服用した後に倒れたり、筋肉が震えたり、意識が朦朧とするような症状が見られたら、すぐに動物病院へ連れて行ってください。これは血圧が過度に低下しているサインです。獣医師が直ちに処置を行う必要があります。


| 項目 | 主な作用 | 主な使用症状 | 注意事項 |
|---|---|---|---|
| ACE阻害薬 | 血管拡張、血圧の低下 | 慢性心不全、心臓疾患(全身性高血圧は主に犬で第一選択) | 腎機能・カリウム値のモニタリングが必要、低血圧などの副作用が生じた場合は直ちに連絡 |
| カルシウム拮抗薬 | 血管拡張(血圧の低下) | 全身性高血圧(アムロジピンは猫の第一選択薬) | アムロジピンは心拍数に大きな影響はありませんが、ジルチアゼムなど一部は心拍数を遅くすることがあります |
| 利尿薬 | 体内の水分の除去、心臓の負担の軽減 | 心不全、浮腫(うっ血) | 脱水に注意、電解質不均衡の可能性 |
獣医師が患者の状態に応じて併用処方する場合もあります。服用前に必ず相談してください。
猫が薬を服用した後、食欲がない場合や過度の眠気が見られる場合は、すぐに連絡してください。
薬を飲んだ後に食欲がなくなったり、一日中眠くて動かなくなったりする場合は、必ず獣医師に連絡してください。これは副作用の兆候である可能性があり、すぐに処置が必要になることがあります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022
[2] Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Edition, 2021
[3] Handbook of Veterinary Pharmacology, 2020