条虫は、ノミやそれを飲み込んだ際に感染する寄生虫です。肛門の周りに米つぶのような断片が見られるのが主な兆候であり、ノミの管理が予防の鍵となります。


このような場合は、すぐに動物病院へお越しください。
次のいずれかにも該当する場合は、すぐに動物病院での診察が必要です。 - 肛門や糞便に、ごまや米つぶのような白い小さな粒が見られるとき - 犬・猫(生後6ヶ月未満)で、下痢や体重減少を伴うとき - ノミが同時に確認されたとき(条虫もほぼ同時に寄生していることが多いです) - 家にお子さんがいて、感染が疑われるとき(まれですが人獣共通感染症の可能性もあります) - 腹部が膨らんだり、嘔吐が繰り返されたりするとき

| 項目 | プラジカンテル | エプリノメクチン+プラジカンテル | ミルベマイシン+プラジカンテル |
|---|---|---|---|
| 条虫(ジピリジウム)への効果 | True | True | True |
| 回虫・鉤虫への効果 | False | True | True |
| フィラリア(心臓糸状虫)予防 | False | False | True |
| 形態 | 経口/注射 | スポットオン | 経口 |
| 使用対象 | 犬・猫 | 主に猫 | 主に犬 |
成分・ブランド構成は製品ごとに異なります。必ず獣医師と相談してから選んでください。
人間にも感染する可能性はありますか?
まれですが、可能性はあります。主に幼児が誤ってノミを飲み込んでしまった場合に感染することがあります(ヒトジピリディウム症)。犬や猫の糞便を触った後の手洗い、キスの控えること、子供の遊び場でのノミ対策が重要です。ただし、ペットの唾液や肛門周囲の部分を単に触っただけでは感染しません。過度に恐れる必要はありませんが、衛生上のルールは守ってください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Taylor, M.A., Coop, R.L., Wall, R.L., Veterinary Parasitology, 5th Edition, 2024
[2] Ettinger, S.J., Feldman, E.C., Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th Edition
[3] Companion Animal Parasite Council (CAPC) Guidelines, Tapeworm