犬の気管虚脱は、小型犬に多く見られる疾患で、気管の構造的な弱さにより呼吸時に気管が潰れてしまう状態です。早期の診断と適切な管理が重要です。



咳がひどくなったり、口元が青ざめたり、失神する場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
咳がひどくなったり、口元が青ざめてくるチアノーゼを伴って失神したり意識を失うような場合は、命に関わる緊急事態です。激しい咳発作は失神(咳性失神)を引き起こすことがありますし、チアノーゼは酸素供給が不足しているという危険なサインですので、すぐに動物病院を受診してください。



ヨークシャー・テリアやコッカー・スパニエルなどのトイ・グループの犬種は、気管虚脱のリスクが高い傾向があります。
ヨークシャー・テリア、コッカー・スパニエル、そして一部の短頭種(例:ブルドッグ、ボストン・テリア)は、気管虚脱のリスクが高い傾向にあります。特に8歳以上の犬では症状が現れるリスクが高まるため、定期的な健康診断が不可欠です。早期発見と適切な管理により、病気の進行を遅らせることができます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Lynelle R. Johnson, DVM, MS, PhD, Dipl ACVIM (SAIM). Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed. Elsevier, 2023.
[2] Canine and Feline Respiratory Medicine, 3rd Edition. Elsevier, 2021.
[3] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed. Elsevier, 2020.