犬の子宮蓄膿症の原因、開放型と閉鎖型の症状の違い、手術の流れや術後のケア方法まで、獣医学専門チームがまとめたガイドです。


このような症状が見られる場合は、すぐに動物病院へお越しください。
閉鎖性子宮蓄膿症では、膿が体外に排出されず子宮が破裂する可能性があります。子宮が破裂すると腹膜炎に波及する恐れがあり、分泌物が見られないのに急激に元気がなくなったり、お腹を触ると激しく痛みを訴えたり、歯茎が蒼白になったり、発熱が確認されたりした場合は、直ちに動物病院へお越しください。治療を施さない子宮蓄膿症は命を落とすほど危険な状態になる可能性があるため、こうした兆候が見られた場合は一刻も早く病院を受診することが非常に重要です。


犬種別の注意点と予防法
子宮蓄膿症は避妊手術でほぼ100%予防できます。繁殖の予定がない場合は、獣医師と相談して適切な時期に避妊手術を検討しましょう。避妊していないすべてのメス犬が発症リスクを抱えているため、特に中年以降の未避妊メス犬では、発情後の異常な症状を細かく観察し、定期的に動物病院を受診することが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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