犬の脾臓腫瘍(血管肉腫・結節性)は、脾臓に発生する悪性腫瘍であり、急性出血やショックを引き起こす可能性があるため、早期発見が重要です。主な症状としては、突発的なショック、腹部の膨満、貧血などが挙げられます。



すぐに病院を受診すべき症状
急なショック、呼吸困難、意識喪失、重度の衰弱、腹部の急激な膨満が見られた場合は、直ちに動物病院へお越しください。これは脾臓腫瘍の破裂による急性出血が疑われ、命に関わる可能性があります。



品種別の注意点と再発予防
中年期のジャーマン・シェパードは、脾臓血管肉腫の発症リスクが高いことが報告されています。中年以降から高齢の犬には、定期的な腹部超音波検査をお勧めします。脾臓血管肉腫は転移の可能性が高いため、手術後も定期的に検診を受け、症状の変化を細かく観察することが大切です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Veterinary Surgical Oncology, 2nd Ed. (2019). Chapter 8: Splenic Tumors in Dogs. Elsevier.
[2] Textbook of Cardiovascular Medicine in Dogs and Cats. (2020). Section 13: Cardiac Hemangiosarcoma. Wiley-Blackwell.
[3] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed. (2018). Chapter 15: Hemangiosarcoma. Elsevier.