犬の骨肉腫は骨にできる悪性腫瘍で、主に中大型犬でよく発生するため、早期発見が重要です。痛みや運動障害が主な症状であり、早期診断と適切な治療により生存期間を大幅に延ばすことができます。



すぐに動物病院を受診すべき症状
犬が突然足を動かさなくなったり、痛みで泣いたり吠えたりする場合は、すぐに動物病院を受診してください。痛みがひどくなると骨が破損する恐れがあり、転移が始まると治療が非常に困難になります。早期診断は生存期間を大幅に延ばすための重要なポイントです。



品種別の注意点と再発予防
骨肉腫が好発する大型犬・超大型犬(大型の犬種)は、定期的な健康診断が必要です。手術後も肺などに転移する可能性があり、研究によっては肺転移が頻繁に報告されているため、3ヶ月ごとに胸部(肺)の検査と血液検査を受けることをお勧めします。再発や転移を早期に発見すれば、追加の治療を検討することができます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Withrow, S.J. et al. (2015). Textbook of Veterinary Orthopaedic Surgery. Elsevier.
[2] London, C.A. et al. (2015). Veterinary Surgical Oncology, 2nd Ed. Elsevier.
[3] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed. (2019). Elsevier.