犬の角膜潰瘍は、治療のタイミングを逃すと角膜穿孔や失明につながる可能性のある眼科疾患です。症状、原因、フルオレセインによる診断、治療法、そして家庭でのケアのポイントを獣医学の専門チームがまとめました。


この症状は緊急です。当日の動物病院受診が必須です。
以下の症状が一つでも当てはまる場合は、緊急事態です。角膜は24時間以内に急速に悪化することがあります。 ①角膜がひどく白濁したり、白く変色している ②瞼が腫れて、目を全く開けられない ③目から緑色や黄色の膿性の分泌物が出ている ④目の表面に黒い点や陥凹が見られる ⑤眼球自体がへこんで見える


短頭種犬の飼い主さんは特に注意が必要です。
フレンチブルドッグ、パグ、シーズー、ペキニーズなど、顔が扁平な短頭種は角膜潰瘍のリスクが高いです。目が前方に大きく飛び出しており、まぶたが完全に閉じられない場合もあるため、角膜が乾燥したり外傷を受けたりしやすくなります。これらの品種では、毎日目の状態を確認し、分泌物が増えた場合や目を頻繁にこする場合は、すぐに動物病院を受診することをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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