犬の口腔潰瘍は、口の中にできる痛みを伴う傷で、炎症や感染症、免疫疾患などその原因はさまざまです。早期発見と適切なケアが重要です。



すぐに動物病院を受診が必要な場合
犬が食事を摂れなかったり、1日以上口を開けなかったり、よだれが異常に多く出たり、体重が急激に減少している場合は、すぐに動物病院を受診してください。これは深刻な感染症や自己免疫疾患の兆候である可能性があります。



再発の予防と品種ごとの注意点
特定の純血種は、慢性潰瘍性口内炎にかかりやすい傾向があります。例えば、シーズーなどの一部の純血種では、正確な原因は解明されていませんが、免疫系の異常による慢性炎症のリスクが高いことが報告されています。また、歯の問題がある場合や、歯と粘膜が接触して傷つくような構造をしていると、再発の可能性が高まります。定期的な口腔検査と歯のケアは必須です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition, 2021
[3] Small Animal Cytologic Diagnosis: Canine and Feline Disease, 2nd Edition, 2020