犬の眼内腫瘍は、眼球内部に発生する腫瘍であり、早期発見が重要です。主な症状としては、視力低下、眼球突出、眼の色の変化などが挙げられます。



すぐに病院を受診すべき緊急のサイン
眼球が急激に突出したり、目に激しい痛みがある場合、視力が急激に低下した場合、また眼球内部に血液が溜まって赤く見える(前房出血)場合は、直ちに動物病院を受診する必要があります。これらは緑内障による眼圧上昇や、腫瘍の二次的な合併症の兆候である可能性があります。



特定の犬種は眼内腫瘍の発症リスクが高いです。
青い目に関連する紡錘細胞腫(スピンドロイド腫瘍)については、シベリアン・ハスキー、オーストラリアン・シェパード、ボーダー・コリー、ラブラドール・リトリーバー、ジャーマン・シェパードで比較的よく報告されています。中年から高齢の犬は特に注意が必要です。定期的な眼科検診で早期発見をサポートしましょう。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Jubb, K. et al. (2017) Pathology of Domestic Animals, 6th ed. Elsevier.
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th ed. (2022). Wiley-Blackwell.
[3] Veterinary Ophthalmology, 5th ed. (2020). Wiley-Blackwell.