犬のシュウ酸カルシウム尿石は尿路にできる石で、排尿困難や痛みを引き起こす可能性があります。早期発見と適切なケアが重要です。



すぐに動物病院を受診する必要がある緊急のサイン
犬が全く尿を排泄できず、腹部が膨らんだり、震えたり、倒れたりする場合は、尿道が結石で塞がっている尿路閉塞が疑われる緊急事態です。特にオスの犬は尿道が細いため、結石が引っかかりやすく、完全な閉塞に至りやすい傾向があります。閉塞が持続すると、膀胱に尿が溜まったまま排出できなくなり、命に危険が及ぶ可能性があるため、一刻も早く動物病院で緊急処置を受ける必要があります。



特定の犬種では、尿路結石のリスクが高くなります。
シーズー、ヨークシャー・テリア、ラサ・アプソ、ビション・フリーゼなどの小型犬は、シュウ酸カルシウム結石の発生リスクが高い傾向にあります。特に尿路の構造的な特徴や遺伝的な要因により、より脆弱になりやすいと考えられています。水分摂取が不足している犬ではリスクがさらに高まるため、常に新鮮な水を確保し、定期的な健康診断を受けることが不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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