猫の不整脈は、心臓の電気信号に異常が生じて拍動のリズムが不規則になる心臓疾患です。症状・原因・診断・治療・家庭での管理法について、獣医学の専門チームが要点だけをまとめました。


この症状が見られた場合は、すぐに救急病院へお越しください。
突然の失神やけいれん、歯ぐきや唇が青紫色になるチアノーゼ、口を開けたまま呼吸する開口呼吸のいずれかが見られたら、すぐに24時間対応の動物病院の救急外来を受診してください。これらの症状は、心臓が十分な血液を送り出せていないという緊急のサインです。


この品種では、定期的な心臓検査が特に重要です。
メインクーン、ラグドール、ブリティッシュ・ショートヘア、アビシニアンは肥大型心筋症の遺伝的素因が高く、不整脈のリスクも同時に高まります。これらの品種を飼育されている場合は、症状がなくても1~2歳から毎年心臓エコー検査を受けることをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Little SE (Ed.). The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. Chapter: Cardiac Arrhythmias and Dysrhythmias. Elsevier Saunders, 2012.
[2] Drobatz KJ, Costello MF (Eds.). Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Edition. Chapter: Cardiovascular Emergencies. Wiley-Blackwell, 2010.
[3] Tilley LP, Smith FWK (Eds.). Textbook of Cardiovascular Medicine in Dogs and Cats. Chapter: Feline Cardiac Arrhythmias. Wiley-Blackwell, 2016.
[4] Côté E et al. Feline Cardiomyopathy: A Voluntary Consensus Guidelines Statement from the ACVIM. J Vet Intern Med. 2020;34:1257–1275.