猫のタンパク尿は、尿にタンパク質が漏れ出る腎臓障害のサインです。原因や症状からUPC検査、ACE阻害薬による治療、水分補給や療法食の管理まで、飼い主さんが知っておくべきポイントをまとめました。


この症状が見られた場合は、すぐに動物病院へお越しください。
24時間以上完全に食欲がない、腹部の膨張が目立つ、血尿や尿の色が急変する、嘔吐や痙攣を伴う場合は、腎機能が急速に低下している可能性があります。迷わず24時間対応の動物救急病院を受診してください。


高リスクの品種や高齢の猫は、より注意が必要です。
アビシニアンやシャム猫は、遺伝的に腎アミロイドーシスの発症率が高いことが報告されています。腎アミロイドーシスは、これらの2品種で最も頻繁に確認される非免疫複合体性糸球体疾患です。ペルシャやメインクーンなど一部の品種は多嚢胞腎(PKD)のリスクグループとして知られていますので、参考になさってください。また、年齢を重ねるにつれて慢性腎臓病の発症リスクが高まるため、高齢猫は症状がなくても定期的に(例えば6ヶ月に1回)尿検査を受けることをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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