猫のノミアレルギー性皮膚炎は、ノミにたった1回刺されるだけでも激しいかゆみや皮膚炎を引き起こすアレルギー疾患です。原因、症状、診断、治療法から、再発を防ぐための環境管理までをひとまとめにご紹介しています。


このような症状が見られる場合は、すぐに動物病院へお越しください。
皮膚の傷から滲出液や膿が出ている場合、あるいは広範囲の脱毛により皮膚が厚く硬くなる(苔癬化)場合、さらに食欲減退や無気力などが伴う場合は、二次的な細菌感染症や重度のアレルギー反応が疑われます。かゆみが48時間以上続いたり、猫が眠れないほどひどい場合は、すぐに動物病院へお持ちください。


再発防止の鍵は、季節を問わず年間を通じて予防を続けることです。
ノミは室内でも年中繁殖する可能性があります。夏から秋にかけて特に活発になりますが、室内で暖房が効いている冬でも安心はできません。同居している他の猫や犬も必ず同時に予防薬を使用してください。一度アレルギーを発症した猫は、ごく少数のノミでもすぐに反応を示すことがあるため、年間を通じた継続的な予防が重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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