サモエドで注意すべき皮膚疾患(皮脂腺炎、アトピー)や心臓疾患(肺動脈狭窄症)、甲状腺機能低下症の症状・診断・管理法をまとめました。


このような皮膚症状が見られる場合は、病院を受診してください。
皮膚にこのような変化が見られたら、早めに動物病院を受診しましょう。 - 広い範囲の脱毛が急激に進行している場合 - 皮膚から悪臭がしたり、滲出液が出ている場合 - 強い痒みで皮膚をかじって傷ができている場合 - 角質やフケが2週間以上改善せずに続いている場合 皮脂腺炎と単なる乾燥を保護者の方が区別するのは難しいものです。皮膚組織検査で正確な診断を受けることが重要です。


サモエドの遺伝性腎疾患についても知っておきましょう
サモエドは、「サモエド遺伝性糸球体症」という遺伝性腎疾患が報告されている犬種です。IV型コラーゲン遺伝子の異常により、糸球体基底膜に進行性の損傷が生じ、子犬の時期からタンパク尿が最初の臨床異常所見として現れることもあります。購入時には親犬の健康履歴を確認し、定期的に尿検査を受けることも有効な方法です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Schaer, M. (Ed.). Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition. CRC Press.
[2] Jackson, H. & Marsella, R. (Eds.). BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Edition. BSAVA.
[3] Ettinger, S.J. & Feldman, E.C. Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th Edition. Elsevier.
[4] Englar, R.E. The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases. 5m Publishing.