ボストン・テリアは短頭種特有の扁平な顔の構造により、角膜が外部に露出しやすい犬種です。角膜潰瘍、緑内障、眼球脱出などの主な目の疾患と、年齢に応じた予防・管理法をまとめました。


この症状が見られた場合は、直ちに24時間対応の緊急動物病院へお越しください。
眼球が完全に瞼の外に出てしまっている、目を全く開けられず激しい痛みを示している、角膜が急に白くまたは青白く濁っている、黄色い分泌物が出ている場合は、直ちに24時間対応の動物病院へ連れて行ってください。角膜の深い潰瘍や穿孔、眼球脱出は、激しい痛みや分泌物を伴う眼科の緊急症です。時間を置くと視力を失う可能性がありますので、自宅で様子を見たり遅延したりせず、すぐに病院へお越しください。

外出する際は、首輪ではなくハーネスを使用しましょう。
ボストン・テリアのように、目が露出しやすい短頭種の場合は、首に直接圧力がかかるリードよりも、圧力を胴体に分散させるハーネスを使用する方が目の健康にとってより安全な選択です。特に緑内障のように眼圧が問題となる疾患がある、または疑われる場合は、外出時に首への圧力を軽減できるよう、リードの代わりにハーネスの使用をお勧めします。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Handbook on Field Veterinary Surgery, Ch9: Management of Basic Eye Affections — Traumatic Ocular Proptosis (단두형 품종의 안구 돌출 위험 기술)
[2] Clinical Atlas of Canine and Feline Ophthalmic Disease, 2nd Ed, Ch89: Spontaneous Chronic Corneal Epithelial Defects (SCCEDs). Wiley-Blackwell, 2017.
[3] The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases, Case 30: Primary closed-angle glaucoma predispositions — Boston Terrier, Basset Hound, American Cocker Spaniel. Wiley-Blackwell.