ベンガル猫に多い遺伝性疾患5つと、遺伝子検査・定期健診の適切な時期を、飼い主さんの視点でわかりやすくまとめました。


| 項目 | 肥大型心筋症 | 赤血球欠損症 | 進行性網膜萎縮症 |
|---|---|---|---|
| 検査方法 | 心臓超音波+遺伝子検査 | DNA遺伝子検査 | DNA遺伝子検査+眼底検査 |
| 推奨される初回検査の時期 | 満1歳 | お迎え直後 | 満1~2歳 |
| 再検査の周期 | 1~2年に1回 | 1回で十分 | 必要時に再検査 |
| 早期発見の可能性 | True | True | True |
| 治療の可否 | 症状管理のみ可能 | 症状管理のみ可能 | 治療不可 |
検査の時期は獣医師の判断により変わることがありますよ

譲渡前後の遺伝子検査は、選択肢ではなく必須です。
ベンガル猫を迎える前に、必ず親猫の遺伝子検査結果(HCM、PK欠乏症、PRA-bの少なくとも3種類)をご確認ください。すでに同居している場合は、動物病院で口腔粘膜採取キットを使って一度に検査を受けることができます。検査費用は少し高額に感じられるかもしれませんが、発症後の治療費や精神的負担を考えると、はるかに合理的な選択です。検査結果は生涯1回取得すれば十分です。

このような兆候が見られたら、すぐに動物病院へ
次の症状は遺伝性疾患の発症サインである可能性があります。24時間以内に動物病院を受診することをお勧めします。 - 呼吸が普段より明らかに速くなったり、口を開けて呼吸しているとき - 突然後ろ足に力が入らなくなったり、引きずって歩いているとき - 歯茎や舌が白っぽく、または黄色く見えるとき - 暗い場所でよくぶつかったり、視線が定まらないとき - 活動量が普段の半分以下に落ちたとき

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Edition - Genetic Skin Diseases Chapter
[2] August's Consultations in Feline Internal Medicine, 7th Edition - Inherited Diseases of Purebred Cats
[3] Ettinger SJ, Feldman EC, Côté E. Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th Edition - Hypertrophic Cardiomyopathy
[4] Grahn RA et al., Erythrocyte Pyruvate Kinase Deficiency Mutation Identified in Multiple Breeds of Domestic Cats, BMC Veterinary Research, 2012