ラブラドゥードルの関節と皮膚の遺伝的特徴をまとめ、品種特有の股関節形成不全や皮膚疾患を早期に管理する方法をお伝えします。



このような兆候が見られたら、すぐに動物病院へ
後ろ足を引きずるような歩き方をする、片方の足に体重をかけられない、座った状態から起き上がる際に苦しそうに鳴く、散歩を拒否する――こうした症状が1週間以上続く場合は、単なる筋肉痛ではなく、股関節形成不全、前十字靭帯損傷、膝蓋骨脱臼などが疑われます。正確な原因を特定するためには、X線撮影による検査が必要です。


美容ケアをする際に必ず覚えておいてください
ラブラドゥードルのカールした被毛は、2~3日ほどブラッシングを怠るだけでアンダーコートが絡まり、マット(絡み毛)ができやすくなります。絡まった毛の下は通気性が悪くなり、皮膚の刺激やマラセチア・細菌の増殖を招く可能性があります。毎日短時間でもブラッシングを行い、6~8週に1度はプロのトリミングを受けて、目元・耳の中・肉球の毛を整えてあげてください。特に耳は外耳炎になりやすい部位ですので、清潔と通気を確保するためにも状態を必ず確認し、耳垢が溜まったら専用洗浄剤で優しくケアしてあげてください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Asher, L., Diesel, G., Summers, J.F., McGreevy, P.D. and Collins, L.M. (2009) Inherited defects in pedigree dogs. Part 1: Disorders related to breed standards. Veterinary Journal 182, 402–411.
[2] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed
[3] The Dog Care Handbook, Things I Wish My Vet Had Told Me