ビーグルは肥満、外耳炎、てんかん、甲状腺機能低下症にかかりやすい品種ですので、年齢に合わせた定期的な健康チェックが不可欠です。ビーグルの健康チェックの時期と項目をわかりやすくまとめました。

| 項目 | 子犬期(0〜1歳) | 成犬期(1〜7歳) | 高齢期(7歳以上) |
|---|---|---|---|
| 検診周期 | 6か月ごと | 1年ごと | 6か月ごと |
| 基本身体検査 | 必須 | 必須 | 必須 |
| 体重・BCS測定 | 必須 | 必須 | 必須 |
| 耳検査(耳鏡) | 推奨 | 必須 | 必須 |
| 血液検査(CBC・生化学) | 1歳で1回 | 必須 | 必須 |
| 甲状腺ホルモン(T4) | 不要 | 推奨 | 必須 |
| 心臓聴診・X線 | 推奨 | 推奨 | 必須 |
| 歯科検診 | 必須 | 必須 | 必須 |
検診項目はビーグルの遺伝的リスク疾患を反映した推奨案です。個体の状態に応じて獣医師と調整できます。

このような兆候が見られたら、検査を早めに受けさせてあげてください。
定期検診の予定があっても、次のような兆候が見られたらすぐに動物病院を受診してください。 - 突然の発作やけいれん(5分以上続く場合、または24時間以内に2回以上集積して繰り返す場合) - 片方の耳をずっとかいたり、頭を振ったり、悪臭がする場合 - 1ヶ月以内に体重が5%以上増減した場合 - 無気力、脱毛、皮膚の色素変化が同時に現れる場合(甲状腺疾患が疑われる) 特に5分以上続く発作や、1日に2回以上繰り返す集積発作は緊急のサインです。ビーグルは痛みを隠しやすい傾向があるため、飼い主さんが小さな変化をいち早く気づいてあげることが何より重要です。

ビーグルの健康診断前に飼い主さんが準備しておくとよいもの
より正確な診察を受けるために、以下のものを準備しておきましょう。 - 最近1ヶ月間の食事量・おやつ・体重の変化メモ - 普段の散歩時間・活動量の記録 - 発作・咳・嘔吐・下痢などの異常行動の動画(ある場合) - 現在摂取中のサプリメント・薬のリスト - 最近の尿や便の写真、または新鮮な便サンプル 小さなメモ一つが、診断の決定的な手がかりになることもありますよ。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed - Idiopathic Epilepsy in Dogs
[2] The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases - Case 17 Hypothyroidism
[3] The Dog Care Handbook - Things I Wish My Vet Had Told Me, Obesity Section
[4] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed