チワワでよく見られる水頭症や膝蓋骨脱臼など、注意が必要な疾患の症状とケア方法についてまとめました。


このような症状が見られたら、すぐに動物病院へお越しください。
発作が発生したり、持続したりする場合は、緊急の獣医療処置が必要になる可能性があるため、すみやかに動物病院を受診してください。突然、頭を壁に押し当てて呆然と立ち尽くしたり、片方向にぐるぐると回転したり、意識が朦朧とする様子が見られたら、直ちに近くの動物病院へお越しください。このような頭を壁に押し当てる行動、回転運動、意識の低下は、水頭症をはじめとする脳疾患で現れうる兆候です。特に犬でこうした症状が見られる場合は、ご自身で判断せず、必ず獣医師に原因を調べてもらうことをお勧めします。


アップルヘッドタイプのチワワでは、頭蓋骨の穴が開いたままの場合があります。
チワワのうち、頭が丸い「アップルヘッド」タイプの場合、頭蓋骨の頂部にある縫合線(泉門)が完全に閉じないことがあります。この部位は外からの衝撃に非常に弱いため、頭を強くぶつけないよう注意し、かかりつけの獣医師に泉門の状態を確認してもらうと安心です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Dewey CW, da Costa RC, Practical Guide to Canine and Feline Neurology, 3rd Ed, Wiley-Blackwell, 2016, Chapter 7: Encephalopathies
[2] Fossum TW, Small Animal Surgery, 5th Ed, Elsevier, 2019, Chapter 33: Diseases of the Joints
[3] Piermattei DL et al., Brinker, Piermattei and Flo's Handbook of Small Animal Orthopedics and Fracture Repair, 5th Ed, Saunders, 2016
[4] Coates JR, Hydrocephalus in Dogs and Cats, Veterinary Clinics of North America: Small Animal Practice, 2018