犬がご飯を食べない食欲不振の原因と家庭での対処法、すぐに病院へ行くべき緊急のサインをまとめました。24時間以上続く場合は、内科疾患の可能性が高まります。

| 項目 | 12時間以内 | 12〜24時間 | 24〜48時間 | 48時間以上 |
|---|---|---|---|---|
| 緊急度 | 低い | 注意 | 警告 | 緊急 |
| 対処 | 観察 | 嗜好性の改善を試みる | 病院受診 | 直ちに病院 |
| 随伴症状があるとき | 注意して観察 | 病院受診 | 直ちに病院 | 救急搬送 |
体重5kg未満の小型犬・7歳以上の高齢犬・犬は一段階早めに判断します

すぐに動物病院へ連れて行くべき緊急のサイン
次のいずれかの症状が見られる場合は、一刻も早く緊急診療を受けてください。嘔吐と下痢が同時に現れている、歯茎の色が異常である、腹部が膨張している、水分摂取量が著しく減少しているといった場合です。特に犬は成犬よりもはるかに速くエネルギー低下や低血糖のリスクにさらされるため、拒食が短時間内に見られた場合でも、迷わず獣医師に連絡することが重要です。

老犬・犬・小型犬は特に注意が必要です
7歳以上のシニア犬では、食欲不振が慢性腎臓病、心臓病、腫瘍などの内科疾患の初期症状であることがよくあります。犬は成犬に比べてエネルギーの蓄えが少ないため、わずかな絶食でも低血糖のリスクに早くさらされる可能性があります。体重の軽い小型犬も、食事拒絶が持続すると無気力や神経症状が現れることがあるため、このグループでは「1日様子を見よう」とするアプローチよりも、早めに獣医師に相談することが重要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Notes on Canine Internal Medicine, 4th Ed - Anorexia/Hyporexia/Inappetence
[2] Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed - Appetite Regulation
[3] Applied Veterinary Clinical Nutrition, 2nd Ed - Cancer-Associated Malnutrition