ペットのパスポートは、海外渡航に必要な検疫証明書です。狂犬病抗体検査からマイクロチップ埋め込みまで、国ごとの要件と準備期間をひと目で把握できるようまとめました。

| 項目 | EU・英国 | 米国 | 日本 |
|---|---|---|---|
| マイクロチップ | True | True | True |
| 狂犬病ワクチン接種 | 接種後21日経過 | 接種後30日経過 | 接種後180日経過 |
| 抗体価検査 | 必須(0.5 IU/ml以上) | 一部免除 | 必須(0.5 IU/ml以上) |
| 事前通報 | 不要 | 不要 | 到着40日前に必須 |
| 隔離 | なし | なし | 12時間以内に通関 |
2024年基準、農林畜産検疫本部の案内です。出国直前に最新の要件を必ず再確認してください

この順序は絶対に変えないでください。
マイクロチップの埋め込み、狂犬病ワクチンの接種、抗体検査という順序を必ず守ってください。マイクロチップなしで接種した記録は、EUや日本などほとんどの国で無効とみなされます。また、狂犬病ワクチン接種前に採血した抗体検査も認められません。この順序が崩れると、全体のスケジュールが6ヶ月以上遅れる可能性があり、出国自体が不可能になる事態にもなりかねません。

猫や小型犬も同じ手順になります。
猫でもマイクロチップ、狂犬病ワクチン接種、抗体検査はすべて同じ基準が適用されます。12週(約3ヶ月)未満の幼齢個体は狂犬病ワクチン接種自体が不可能なため、出国が困難になる場合があります。短頭種(パグ・ブルドッグ・ペルシャなど)は航空会社によって機内持ち込みや貨物積載が制限されることもあるため、フライトの手配前に必ず航空会社の規定もご確認ください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] 농림축산검역본부, 반려동물 수출입 검역 안내, 2024
[2] WSAVA Vaccination Guidelines Group, Guidelines for the Vaccination of Dogs and Cats, 2024
[3] The Dog Care Handbook, Things I Wish My Vet Had Told Me, Chapter: Importing and Travelling with Dogs