犬の総合ワクチン(3種・5種・7種)の予防範囲と違いを一目で比較し、獣医学の教科書を根拠に、わんちゃんに合ったワクチンを選ぶ基準をまとめました。

| 項目 | 3種 | 5種(DHPPL) | 7種 |
|---|---|---|---|
| ジステンパー(Distemper) | True | True | True |
| 伝染性肝炎(Hepatitis) | True | True | True |
| パルボウイルス(Parvovirus) | True | True | True |
| パラインフルエンザ | False | True | True |
| レプトスピラ | False | True | True |
| コロナウイルス | False | False | True |
| 推奨環境 | 室内中心 | 一般的な外出犬 | キャンプ・散歩が多い |
韓国の動物病院流通基準での一般的な構成であり、メーカーによって詳細な抗原は異なることがあります。


ワクチン接種前に必ず確認すべきこと
ワクチン は健康な状態でのみ接種する必要があります。下痢・嘔吐・発熱などの症状がある場合は、必ず接種を延期し、まずは治療を優先してください。また、途中でワクチンの種類を変更することは推奨されません。初回に5種混合ワクチンを接種した場合は、同じシリーズで完走することが免疫形成にとって最も安定しています。メーカーや種類の変更が必要な場合は、必ず獣医師にご相談ください。
ワクチン接種後の副作用、このような場合は動物病院へ
多くの場合は、軽い元気のなさや食欲低下が1日程度現れる程度で、その後回復します。しかし、接種直後に顔の腫れ、呼吸困難、激しい嘔吐、倒れ込むといったアナフィラキシー症状が現れると、命に危険が及ぶ可能性があります。接種後は少なくとも30分間は病院の近くで様子を観察し、当日の夕方までに異常な反応が見られた場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Greene's Infectious Diseases of the Dog and Cat, 5th Edition, Chapter on Canine Vaccination Guidelines
[2] WSAVA Guidelines for the Vaccination of Dogs and Cats, 2024
[3] Textbook of Respiratory Disease in Dogs and Cats, Chapter 35