低脂肪の療法食は、膵炎・高脂血症・リンパ管拡張症など、脂肪の消化に問題があるペットに必要な治療食です。いつ与えるべきか、どのように選ぶべきかについてまとめました。

| 項目 | 一般的な成犬用フード | 低脂肪の療法食 |
|---|---|---|
| 脂肪含有量(乾燥基準) | 12〜18% | 6〜10%以下 |
| たんぱく質 | 22〜28% | 18〜25% |
| 主な目的 | 日常の維持 | 疾患の管理 |
| 購入経路 | ペットショップ・オンライン | 動物病院での処方 |
| 給与期間 | 生涯可能 | 獣医師の指示に従って |
製品ごとの詳細な数値は、パッケージの栄養分析表を基準に確認してください

処方食を与える前に必ず確認すべきこと
低脂肪療法食は「治療食」に分類されるため、健康なペットが長期間摂取すると、必須脂肪酸や脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の欠乏を引き起こす可能性があります。必ず獣医師による診断(血液検査、超音波検査、リパーゼ値の測定など)を経て処方されたもののみを与えてください。自己判断での使用は厳禁です。

このような症状が見られたら、すぐに動物病院へお越しください。
処方食を与えていても、以下の症状が現れる場合は、食事療法だけでは管理が難しい状態です。24時間以内に動物病院で再検査を受けてください。 - 嘔吐・下痢が24時間以上続く - 腹痛により祈る姿勢(伏せの状態で臀部を上げる)を取る - 食欲が2日以上完全にない - 脂肪便(油っぽい糞)が継続して出る - 元気がなく、体重が急激に減少する

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Fascetti AJ, Delaney SJ, Applied Veterinary Clinical Nutrition, 2nd Ed, Chapter 8: Commercial and Home-Prepared Diets
[2] Ettinger SJ, Feldman EC, Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th Ed, Chapter on Pancreatitis
[3] Hand MS et al., Small Animal Clinical Nutrition, 5th Ed, Mark Morris Institute