愛犬や愛猫が有毒物質を摂取してしまった場合、どこに連絡すればよいかについて、韓国と米国の緊急ホットラインと、電話をする前に準備しておきたい情報をまとめました。

| 項目 | ASPCA Animal Poison Control | Pet Poison Helpline |
|---|---|---|
| 電話番号 | 1-888-426-4435 | 1-855-764-7661 |
| 営業時間 | 24時間年中無休 | 24時間年中無休 |
| 相談料(1件あたり) | $95前後 | $89前後 |
| 相談言語 | 英語 | 英語 |
| ケース番号の発行 | 発行(獣医師と共有可能) | 発行(獣医師と共有可能) |
| 海外からの利用 | 可能(国際電話料金別途) | 可能(国際電話料金別途) |
相談料は各機関の公式案内基準であり、変更される場合があります。決済はクレジットカードで行われます。

このような症状の場合は、電話相談よりも病院への搬送を優先してください。
意識がもうろうとしている、倒れている、発作(けいれん)が見られる、呼吸が速い、チアノーゼ(皮膚や粘膜の青紫色化)が見られる、繰り返し嘔吐している、血を混じえた嘔吐があるといった場合は、電話相談に時間を費やさず、直ちに病院へ向かいながら到着予定を連絡することが最優先です。自宅で無理に嘔吐を促したり、大量の水を与えたりすると、むしろ誤嚥性肺炎のリスクが高まる可能性があります。

犬種・猫種別の追加注意点
同じ物質であっても、猫と犬では反応が異なる場合があります。そのため、相談時には動物の種や品種の特性も併せて伝えることが重要です。ユリ(Lilium spp.)、エッセンシャルオイルなどの芳香・局所製品、アセトアミノフェン(タイレノール)などの人用医薬品は、猫にとって少量でも危険な可能性があります。接触が疑われる場合は、症状がなくてもすぐに相談してください。コリー、シェルティ、オーストラリアンシェパードなどの牧羊犬は、薬物感受性に関連する遺伝的な違いにより、イベルメクチンなどの一部の駆虫剤や薬物に対してより敏感に反応する可能性があります。普段から、愛犬・愛猫の種や品種の特性、服用中の薬をメモしておき、相談時には漏れなく伝えるようにしてください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Blackwell's Five-Minute Veterinary Consult Clinical Companion, Small Animal Toxicology, 3rd Edition
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Ed
[3] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed
[4] Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed