ステロイドを長期間使用した場合に現れる副作用や、減量・中止の適切な方法について、獣医学の教科書に基づいてまとめました。


このような症状が見られた場合は、すぐに病院へお越しください。
ステロイド剤を服用中のペットが、突然嘔吐や下痢、血便を示したり、極度に脱力して動かなくなったりした場合は、消化管潰瘍や重篤な感染症の可能性があります。また、腹部が異常に膨らんだり、呼吸が荒くなったりした場合も、すぐに獣医師の診察を受けてください。


猫の飼い主さんは必ずご確認ください
猫は、プレドニゾンをプレドニゾロンに変換する能力が犬よりも劣ります。そのため、猫には通常、プレドニゾロンを直接処方します。また、猫は一般的に糖質コルチコイドの副作用に対して犬よりも耐性が高い傾向がありますが、糖尿病(一過性で発症する場合もあります)は特に注意が必要な合併症です。肥満の猫ではリスクが高まるため、長期投与時には血糖値のモニタリングが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed, Chapter 29: Immune-modulating therapies
[2] Handbook of Veterinary Pharmacology, Section VI: Anti-inflammatory Drugs
[3] The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases, Case 33: Glucocorticoid therapy