犬のリハビリテーションセンターは、術後の回復や関節疾患の管理を支援する専門施設です。利用時期、治療の種類、費用、選び方など、飼い主さんが必ず知っておくべき情報をまとめました。

| 項目 | 水中トレッドミル | レーザー治療 | 運動療法 |
|---|---|---|---|
| 主な効果 | 関節に負担をかけず筋力強化 | 痛みの緩和・歩行回復の促進 | 歩行の再訓練・バランス感覚 |
| 適用時期 | 手術2~3週間後 | 手術直後~慢性期 | 手術1週間後~回復期 |
| 1回の所要時間 | 20~30分 | 10~15分 | 30~40分 |
| 1回あたりの費用 | 5,000円〜8,000円 | 3,000円〜5,000円 | 4,000円〜6,000円 |
2026年4月基準、センターによって差があります

リハビリセンターをご利用になる前に、必ずご確認ください。
リハビリは必ず担当獣医師の診断書や手術記録を持参して始めてください。骨折部位が十分に回復していない状態で運動を始めると再手術が必要になることがありますし、心臓や呼吸器の疾患がある場合は水中治療が危険になる可能性があります。リハビリの前に血液検査と心臓評価を先に行うのが安全です。痛みが強い日は無理をせず、治療スケジュールを調整しましょう。

このようなサインが見られたら、治療を中止してください。
リハビリ中に次のような症状が見られた場合は、すぐに治療を中止し、獣医師に連絡してください。治療後24時間以上、跛行が悪化したり、手術部位が腫れて熱を持ったり、食欲が低下して元気がなくなったりする場合です。多くの犬は痛みを我慢してしまうため、飼い主さんの細やかな観察が最も重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Millis D.L., Levine D., Canine Rehabilitation and Physical Therapy, 2nd Ed, Elsevier, 2014
[2] Johnston S.A., Tobias K.M., Veterinary Surgery: Small Animal, 2nd Ed, Elsevier, 2018
[3] Draper W.E., Schubert T.A., Clemmons R.M., Miles S.A., Low-level laser therapy reduces time to ambulation in dogs after hemilaminectomy: a preliminary study, J Small Anim Pract, 2012;53:465-469
[4] Textbook of Veterinary Orthopaedic Surgery, Chapter on Postoperative Rehabilitation