犬や猫のケージの種類とサイズの選び方、飛行機や車での移動時の安全ルール、そして慣れさせるためのトレーニング方法をまとめてご紹介します。

| 項目 | ハードケース | ソフトケース | バックパック型 |
|---|---|---|---|
| 耐久性 | 高い | 中程度 | 中程度 |
| 航空輸送 | True | False | False |
| 通気 | 側面の穴 | メッシュ4面 | メッシュ3面 |
| 洗浄のしやすさ | 簡単 | 難しい | 普通 |
| 適切な使用距離 | 長距離 | 短距離 | 短~中距離 |
猫や小型犬には、上部や側面が簡単に分離・開放できるキャリーがおすすめです。診察の際、ペットがキャリーの中で落ち着いたまま獣医師が診察できるため、ストレスや回避行動を減らすのに役立ちます。

航空機や車での移動前に必ず確認すべきこと
航空輸送は航空会社によって規定が異なりますので、出発の少なくとも2週間前に予約と製品仕様をご確認ください。機内持ち込みは、通常、キャリーケース込みで7kg以下、かつ縦・横・高さの合計が115cm以内です。車での移動時は、キャリーケースを後部座席のシートベルトで固定してください。助手席や膝の上への設置は、エアバッグ作動時に致命的な危険があるため避けてください。


このような場合は、移動を延期してください。
以下の状況では、移動そのものが危険です。 - 過去1週間以内に手術や麻酔を受けた場合 - 妊娠後期または出産直後2週間以内の場合 - 短頭種(パグ、ブルドッグ、ペルシャ)が夏場の気温28℃以上の場合 - 心臓・呼吸器疾患により酸素治療中の場合 - 過去24時間以内に発作や嘔吐があった場合 どうしても移動が必要な場合は、必ず獣医師と事前に相談し、可能であれば往診を利用するのが安全です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Tizard, I.R., Comparative Mammalian Immunology, Academic Press, 2023
[2] Applied Veterinary Clinical Nutrition, 2nd Edition, Wiley-Blackwell
[3] IATA Live Animals Regulations (LAR), 50th Edition, 2024