犬用の靴が必要な場面や選び方、慣れさせるためのトレーニング方法までまとめました。肉球の火傷・凍傷・怪我の予防に役立ちます。


このような症状が見られたら、靴の着用を中止してください。
靴を履かせた後、足を上げ続けたり座り込んだりする場合、指の間が赤く腫れている場合、靴を脱がせた後に肉球が白っぽくまたは青ざめている場合など、このような症状が見られたら、すぐに靴を脱がせて休息させてください。サイズがきつすぎると、血行不良を引き起こす可能性があります。症状が24時間以上続いている場合は、動物病院で診察を受けてください。
| 項目 | 夏用 | 冬用 | オールシーズン用 |
|---|---|---|---|
| 主な素材 | メッシュ・薄いゴム | 防水生地・起毛 | シリコン・合成ゴム |
| 通気性 | 良い | 低い | 普通 |
| 防水 | False | True | True |
| 滑り止め | 普通 | 良い | 非常に良い |
| おすすめの環境 | 熱いアスファルト | 雪・塩化カルシウムの道 | 日常の散歩・室内 |
気温と路面状態に応じて選んでください

靴の代わりに、肉球用のバームも良い選択肢です。
靴に慣れにくい犬の場合は、肉球保護用の外用バーム製品を活用する方法もあります。獣医学文献によると、足に使用する外用剤には保湿・皮膚保護・刺激緩和の機能がありますが、ミツロウやシアバターなどの特定の天然成分が融雪剤や熱い地面から肉球を確実に遮断するという獣医学的根拠は、十分に確立されていません。日常の散歩では皮膚保護の補助目的としてご利用いただけますが、ガラス片やトゲのような物理的な外傷はどの外用剤でも防御しにくいため、物理的な危険がある環境では靴の着用を優先するのがおすすめです。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Nuttall T (2019) Chronic pododermatitis and interdigital furunculosis in dogs. Companion Animal 24, 194-200
[2] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Edition
[3] Scott DW, Miller WH, Griffin CE. Muller & Kirk's Small Animal Dermatology, 7th Edition