犬の多発性骨髄腫は稀ですが致命的な血液がんであり、早期発見と適切な治療が重要です。飼い主さんが知っておくべき重要な情報をまとめました。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
犬が突然動かなくなったり、骨折したように見えたりする場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。これは骨折や重度の骨痛を意味しており、治療のタイミングが非常に重要です。



注意すべき合併症
犬の多発性骨髄腫は、高カルシウム血症、腎臓障害、骨破壊、免疫力低下による感染症リスクの上昇を伴うことがあります。これらの症状のいずれかが見られた場合は、直ちに獣医師にご相談ください。
| 項目 | 主な症状 | 主な対処法 |
|---|---|---|
| 軽症 | 疲労、食欲低下 | 栄養補給、定期検診 |
| 中等度 | 骨痛、貧血、免疫力低下 | 抗がん剤療法、痛みの管理 |
| 重症 | 骨折、高カルシウム血症、腎機能異常 | 入院治療、呼吸器管理、輸液療法 |
段階別の対処法は獣医師の判断によって調整されます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Feldman, B. et al. (2020) Canine Multiple Myeloma: Clinical Features and Prognostic Factors. Journal of Veterinary Internal Medicine, 34(3), 1123–1131.
[2] Hoffman, J. et al. (2019) Hematologic and Immunologic Abnormalities in Dogs with Multiple Myeloma. Veterinary Clinical Pathology, 48(2), 245–253.