犬の免疫介在性血小板減少症の原因、主な症状、診断方法、免疫抑制療法と家庭でのケア方法まで、獣医学の教科書を基にまとめました。


このような症状が見られた場合は、すぐに動物病院へお越しください。
歯茎が白っぽく変化したり、突然倒れたり意識が朦朧とする場合、あるいは吐血や黒色便が見られる場合は、深刻な内出血の可能性があります。血小板数が極端に低下すると(通常20,000/μl未満)、致命的な大量出血のリスクが大幅に高まるため、直ちに緊急診療を受ける必要があります。


再発の可能性についても必ず知っておいてください。
免疫介在性血小板減少症は、治療後も再発する可能性がある疾患です。特に免疫抑制剤を早急に中止すると、再発のリスクが高まることが知られています。そのため、定期的な血液検査で血小板数を継続的にモニタリングし、点状出血やあざなどの初期症状が再び現れた場合は、すぐに動物病院を受診してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Schaer M., Gaschen F., Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, CRC Press
[2] Ramsey I., Notes on Canine Internal Medicine, 4th Ed, Wiley-Blackwell
[3] Stockham S.L., Scott M.A., Fundamentals of Veterinary Clinical Pathology, 3rd Ed, Wiley-Blackwell
[4] Silverstein D.C., Hopper K., Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed, Elsevier