犬の股関節形成不全の原因、症状チェックリスト、グレード別治療法、そして家庭でのケアポイントをまとめました。


| グレード | 状態 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 正常 | 関節適合 | 大腿骨頭が関節窩にしっかり嵌まっています |
| 軽度 | 軽度の緩み | 関節間隔がわずかに広がっています |
| 中等度 | 亜脱臼 | 大腿骨頭が関節窩から一部外れています |
| 重度 | 変性性変化 | 関節炎を伴い、骨の変形が進行しています |
このような場合は、すぐに動物病院へお越しください。
後ろ足を全く着地できない、突然崩れ落ちるように座り込んで起き上がれない、お尻の部分が明らかに腫れているような場合は、関節脱臼や骨折を伴っている可能性があります。24時間以内に動物病院を受診してください。


大型犬の飼い主さんは必ずご確認ください
ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバー、ジャーマン・シェパード、ロットワイラー、グレート・デーンは、股関節形成不全の発症リスクが高い犬種です。犬をお迎えする際は、親犬の股関節検査履歴を確認し、成長期には定期的な健康診断を受けることが、最も確実な予防策となります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Schaer, M. et al., Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, CRC Press
[2] Textbook of Veterinary Orthopaedic Surgery, Wiley-Blackwell
[3] The Dog Care Handbook: Things I Wish My Vet Had Told Me
[4] Lust, G. 1997. An overview of the pathogenesis of canine hip dysplasia. Journal of the American Veterinary Medical Association 210: 1443–1445