犬のための24時間対応の動物病院を地域別で素早く見つける方法、夜間救急の平均費用、そして緊急状態の判断基準を一度にまとめました。

この6つは、1分でも遅れることができません。
次のような状況は、一般的な動物病院の診療時間を待つ余裕がありません。すぐに近くの24時間対応の救急動物病院に電話で到着予定時刻を伝え、出発と同時に119ではなく病院の直通番号で通話状態を維持するのが望ましいです。ブドウやレーズンの摂取(一部の犬では嘔吐や急性腎障害を引き起こす可能性があります)、玉ねぎ・チョコレート・キシリトールや人間用医薬品の誤飲、腹部の急激な膨張(胃拡張)、事故後の意識レベルの低下、高温環境への曝露後に続く激しいハァハァ呼吸が止まらない熱中症の疑い、分娩が長時間続いているのに犬が生まれない難産――これらの状況は、発見次第直ちに病院へ向かわなければならない代表的な救急事例です。

| 項目 | 日中の一般病院 | 夜間24時間病院 | 救急+入院 |
|---|---|---|---|
| 基本診察料 | 1,000円〜3,000円 | 5,000円〜10,000円 | 10,000円〜10,000円 |
| 血液検査(CBC+生化学) | 8,000円〜10,000円 | 10,000円〜20,000円 | 10,000円〜20,000円 |
| レントゲン(1〜2部位) | 6,000円〜10,000円 | 10,000円〜10,000円 | 10,000円〜20,000円 |
| 超音波検査 | 8,000円〜10,000円 | 10,000円〜20,000円 | 20,000円〜30,000円 |
| 輸液+救急処置 | 5,000円〜10,000円 | 10,000円〜20,000円 | 20,000円〜40,000円 |
| 1泊入院(酸素・モニタリング) | — | 10,000円〜30,000円 | 20,000円〜50,000円 |
病院・地域・体重・重症度によって差が大きくなります。上記の金額は飼い主様のレビューと地域別の平均を総合した推定値であり、実際の請求額は病院に直接ご確認ください。

電話でのトリアージ(緊急性の選別)— 出発前には必ず電話してください
『救急集中治療獣医学』の教科書では、飼い主による「電話でのトリアージ」を救急診療の第一段階として位置づけています。来院前に病院へ電話し、①犬の品種・体重・年齢、②症状の発現時刻、③疑われる原因(誤飲物・外傷など)、④到着予想時刻を事前に伝えていただければ、病院側で酸素室や輸液ライン、解毒剤などの救急体制を事前に整えることができます。到着後の受付時間が5~10分短縮されるだけでも、予後が変わるケースは少なくありません。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Silverstein D.C., Hopper K., Small Animal Critical Care Medicine, 2nd Ed, 2015
[2] Burkitt-Creedon J.M., Davis H., Advanced Monitoring for Small Animal Emergency and Critical Care, 2nd Ed, 2023
[3] Bracken J.E., Triage. In: Sheehy's Emergency Nursing Principles and Practice, Mosby, 1998