猫の目薬の投与では、正しい方法が重要です。誤った投与は薬の効果を低下させ、猫にストレスを与えてしまう可能性があります。この記事では、よくあるご質問にお答えします。




点眼薬の投与時の注意事項
目薬を投与する際は、決して指や滴下ノズルの先端が目に触れないようにしてください。感染症の原因となる可能性があります。また、薬を滴下した後は、猫が目をこすらないように注意しましょう。もし猫が頻繁に目をこすったり、目が充血したり、光を嫌がったりする場合は、すぐに獣医師にご相談ください。

| 項目 | 方法 | 長所 | 短所 | おすすめの状況 |
|---|---|---|---|---|
| ドロッパー(溶液型点眼薬) | 正確な用量調節が可能です | 投与が簡単で最も広く使われています | 猫が動いたり流れ落ちたりすると薬が失われやすいです | 一般的な点眼治療に適しています |
| 懸濁液型点眼薬 | 沈殿した薬物粒子を分散させて投与します | 使用前に十分に振ると濃度が均一になります | 振らないと用量が一定にならないことがあります | 薬物が懸濁液として製剤化されている場合に適しています |
| ジェル・軟膏 | 目の表面により長くとどまります | 点眼回数を減らすことができます | 投与直後は視界がかすみ、べたつきを感じることがあります | 持続的な薬物接触が必要な疾患の治療に適しています |
点眼薬の剤形や投与方法は、薬の性質や目の状態によって異なります。局所点眼薬は通常、溶液・懸濁液・軟膏の形で作られ、必ず獣医師が指示した剤形と方法に従う必要があります。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Featherstone, J.G. and Heinrich, C.L. (2013). Ophthalmic examination and diagnostics. Part 1: the eye examination and diagnostic procedures. In: Veterinary Ophthalmology, 5e (ed. K.N. Gelatt, B.C. Gilger and T.J. Kern), 533–613. Wiley Blackwell.
[2] Mandell, D.C. and Holt, E. (2005). Ophthalmic emergencies. Vet. Clin. North Am. Small Anim. Pract. 35: 455–480.
[3] Advanced Monitoring for Small Animal Emergency and Critical Care, 2nd Ed. (2020). Chapter on Ophthalmic Procedures. Elsevier.