犬の心臓エコー検査は、心臓の構造と機能を精密に評価するための重要な検査です。飼い主の方が知っておくべき重要な情報をQ&A形式でまとめました。




| 項目 | 主な目的 | 所要時間 | 必要な機材 |
|---|---|---|---|
| 一般的な超音波(2D・Mモード) | 心臓の構造や大きさ・壁の厚さを確認 | 20~30分 | 基本的な超音波機器 |
| カラー・スペクトルドップラー | 血流の方向・速度および弁機能の分析 | 30~40分 | ドップラー機能付き超音波機器 |
| 心臓カテーテル検査・血管造影 | 超音波での確認が難しい複雑な疾患の精密評価 | 45~60分 | 専門機器および熟練した専門家 |
心臓カテーテル検査と血管造影は、超音波で特定の病変を確認できない複雑な先天性心臓病などにおいて補助的に行われるもので、一般の病院では通常行われません。

すぐに動物病院を受診すべきサイン
心エコー検査の結果、心機能の低下が確認された場合は、すぐに治療が必要です。呼吸困難、咳、ショック症状、突然の倒れ込みなどは緊急事態ですので、速やかな対応が求められます。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Textbook of Cardiovascular Medicine in Dogs and Cats, 2020
[2] Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed, 2021
[3] Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed, 2019