猫のウイルス性上気道感染症は、主にFHV-1(猫ヘルペスウイルス1型)とFCV(猫カリシウイルス)によって引き起こされる伝染病で、鼻水、咳、涙目などの症状が現れます。早期の対応が重要です。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
呼吸困難、口から泡が出る、24時間以上食欲がない、高熱が持続(40度以上)、目が完全に閉じて見えない場合は、すぐに病院を受診する必要があります。これらは肺炎や重症合併症の兆候である可能性があります。重症例では呼吸困難(dyspnea)が現れることがあるため、早期治療が重要です。特に発熱が持続的に40度を超えたり、猫が呼吸困難を示したりする場合は、時間を置かず迅速に診察を受ける必要があります。



| 項目 | 軽症 | 中等度 | 重症 |
|---|---|---|---|
| 主な症状 | 軽度の鼻水、涙、食欲の低下 | 持続的な咳、口の潰瘍、発熱(通常40度未満) | 呼吸困難、口からの泡、食欲がない |
| 治療方法 | 家庭でのケア、水分補給 | 薬物治療、獣医師の受診 | 入院治療、酸素供給が必要 |
| 予後 | 1〜2週間以内に回復可能 | 2〜3週間の治療が必要 | 合併症の危険が高い、早期治療が必須 |
症状が悪化したり持続したりする場合は、すぐに病院を受診する必要があります。発熱が40度以上続く、または呼吸困難を伴う場合は、早急な診療が必ず必要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2020
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, 2021
[3] Canine and Feline Respiratory Medicine, 3rd Edition, 2019