猫の腫瘍の正確なステージングにおいて、CTやMRIがなぜ重要なのか、いつ実施するのか、検査前後の注意点など、飼い主さんが知っておくべき重要な情報をまとめました。




すぐに動物病院を受診すべきサイン
猫が突然麻痺したり、バランスを失って倒れたり、意識が不明瞭になった場合は、すぐに病院へお越しください。これは脳腫瘍や脊髄損傷の兆候である可能性があります。緊急にMRI検査が必要になることもあるため、遅れずに獣医師にご相談ください。

| 項目 | CT | MRI |
|---|---|---|
| 主な長所 | 骨・肺の構造を素早く確認 | 軟部組織・脳・脊髄の精細な画像 |
| 主な短所 | 軟部組織の解像度が低い | 検査時間が長く麻酔が必要 |
| 適した場合 | 肺癌、骨転移の疑い | 脳腫瘍、脊髄腫瘍 |
| 麻酔の要否 | 必須 | 必須 |
腫瘍の位置と性質に応じて適切な検査を選ぶことが重要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, Chapter 14: Disorders of the Nervous System and Muscle, 2023
[2] Advanced Monitoring for Small Animal Emergency and Critical Care, 2nd Ed, 2022
[3] Veterinary Oncology: Principles and Practice, 3rd Ed, 2021