猫の歯周病は初期には症状が現れませんが、進行するにつれて深刻な問題を引き起こすことがあります。飼い主の方が知っておくべき、段階別のケア方法と対処法をまとめました。




| 項目 | 主な症状 | 治療方法 | 管理のポイント |
|---|---|---|---|
| ステージ1(歯肉炎) | 歯茎の赤み、プロービング・歯磨き時の出血、歯石はわずか | 自宅での歯のケア、定期的なスケーリング | 毎日の歯磨き粉の使用、歯ブラシの訓練(可逆的な段階) |
| ステージ2(軽度の歯周炎) | 口臭、歯茎の退縮、歯周ポケットの形成 | 麻酔下でのスケーリング、歯周ポケットの治療 | 獣医師推奨の歯磨き粉、歯石除去の周期を強化 |
| ステージ3(中等度の歯周炎) | 歯槽骨の喪失、歯のぐらつき、痛み、食欲低下 | ぐらつく歯の抜歯の可能性、専門的な治療 | 麻酔後の回復管理、痛みの管理 |
| ステージ4(重度の歯周炎) | 歯の脱離・脱落、病的な顎骨骨折のリスク | 抜歯、外科的治療 | 栄養補給、痛みの緩和、定期検診 |
治療の時期は段階によって異なるため、早期に発見することが重要です。
口臭がひどい場合や、餌を食べない場合は、すぐに動物病院を受診してください。
猫の口臭が強い場合や、食べ物を食べるのに苦労している場合は、歯周病が深刻な段階に達している可能性があります。この時期からは痛みが強くなり、食欲低下により体重減少が生じる可能性があります。すぐに獣医師に相談し、麻酔下で診断を受ける必要があります。



タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, 2023
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2021
[3] Handbook of Veterinary Pharmacology, 2022