慢性腎臓病を患う猫のためのフード選びのポイント、ドライフードとウェットフードの比較、切り替え方法、食べてくれない場合の対処法までまとめました。


通常のキャットフードを継続して与える際の注意点
腎臓病と診断された猫に通常のキャットフードを与え続けると、血液中のリン値や尿素窒素が急速に上昇する可能性があります。獣医師から腎臓病用療法食を勧められている場合は、できるだけ早く切り替えを開始することをお勧めします。特にリン値の管理は、腎臓病の進行を遅らせる上で最も重要な要素の一つです。


自己判断での餌の切り替えは危険です
インターネットの情報だけで勝手にフードを変えたり、腎臓病用フードの代わりに一般的な低タンパクフードを与えたりするのは危険です。腎臓病用フードは、タンパク質だけを減らしたのではなく、リンやナトリウム、カリウムなどの栄養素を腎臓病に合わせて精密に調整した処方食です。フードの変更やサプリメントの追加は、必ず担当の獣医師にご相談ください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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