猫の高リン血症は、慢性腎臓病でよく見られる合併症です。リン結合剤は血液中のリン濃度を調節する重要な治療薬です。飼い主の方が知っておくべき重要な情報をまとめました。




| 項目 | 主成分 | 服用頻度 | 費用(月あたり) |
|---|---|---|---|
| Tums(炭酸カルシウムベース) | 炭酸カルシウム | 食事のときに1回 | 約3,000円 |
| Renal-K(水酸化アルミニウム) | 水酸化アルミニウム | 食事のときに1〜2回 | 約4万500円 |
| PhosLo(酢酸カルシウム) | 酢酸カルシウム | 食事のときに1回 | 約6,000円 |
費用は4kg基準の月平均であり、獣医師の処方によって変わることがあります。

リン値が急激に上昇した場合は、直ちに動物病院を受診してください。
猫が食欲不振、嘔吐、元気のなさ、けいれんなどの症状を示す場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。これは高リン血症が深刻になっている可能性があります。獣医師による緊急対応が必要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Hollmann C, Fernandes NL, Biccard BM. A systematic review of outcomes in cats with chronic kidney disease and phosphate binders. J Feline Med Surg, 2020, 22(5):456–465.
[2] Jepson RE. Current understanding of the pathogenesis of progressive chronic kidney disease in cats. Vet Clin North Am Small Anim Pract, 2016, 46(5):1015–1048.
[3] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th ed. Wiley-Blackwell, 2021. Chapter 12: Renal Disease Management in Cats.