猫ヘルペスウイルスは、上気道感染症の最も一般的な原因です。主な症状や治療法、再発を防ぐための家庭での管理法までまとめました。

| 項目 | ヘルペスウイルス | カリシウイルス |
|---|---|---|
| 代表的な症状 | くしゃみ、鼻水 | 口腔潰瘍、よだれ |
| 目の症状 | 結膜炎、角膜潰瘍 | まれ |
| 口腔の症状 | まれ | 舌・歯茎の潰瘍 |
| 潜伏感染 | 三叉神経節に潜伏 | 慢性的な保菌状態を維持 |
| 再発パターン | ストレス時に再発 | 持続的な排出の可能性 |
獣医内科学の教科書に基づく

このような場合は、すぐに動物病院へお越しください。
目が腫れて開けられない、48時間以上全く餌を食べない、口を開けて苦しそうに呼吸している場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。特に猫は脱水症状や栄養不足が急速に進む可能性があるため、初期の対応が非常に重要です。


多頭飼いのご家庭の方は、ぜひ知っておいてください。
感染した猫の多くは、回復後も潜伏保菌状態となります。普段は症状がなくても、ストレスを感じるとウイルスを再び排出し、他の猫に感染させる可能性があります。新しい猫を迎える際は、少なくとも2週間隔離し、食器やトイレを分けてください。生活用品を頻繁に清潔に洗浄・消毒することも、感染リスクを減らすのに役立ちます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Schaer M. Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed., CRC Press
[2] Radford AD, Gaskell RM, Dawson S. Feline Viral Upper Respiratory Disease, in: King LG (ed), Textbook of Respiratory Disease in Dogs and Cats, Saunders
[3] Silverstein DC, Hopper K. Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed., Elsevier