猫の白内障手術は超音波乳化術により安定して行われ、術前・術後のケアが重要です。飼い主さんが知っておくべき重要な質問と回答をまとめました。




| 項目 | 手術前 | 手術直後の回復期 | その後の管理期 |
|---|---|---|---|
| 服用する薬 | 抗生物質、点眼薬 | 点眼薬・抗生物質(獣医師が処方する回数)、必要に応じて消炎剤 | 維持点眼(獣医師の処方) |
| 来院の頻度 | 事前評価1回 | 獣医師が定めた日程 | 獣医師が定めた日程 |
| 保護カラー(マスク)の着用 | なし | 必須 | 獣医師の判断に応じて |
| 活動制限 | 制限なし | 制限あり | 段階的に日常へ復帰 |
各段階の管理計画と期間は、猫の状態に応じて獣医師が調整します。

術後の注意事項
術後は目を掻いたり激しい動きをしたりすると傷が開いてしまう可能性があります。マスクの着用は必須ですので、猫がマスクを外そうとする様子が見られたらすぐに介入してください。また、目薬は正確な時間に投与する必要があります。投与を忘れると感染のリスクが高まります。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Fossum TW. Preoperative and intraoperative care of the surgical patient. In: Fossum TW, Duprey LP, O’Connor D, editors. Small animal surgery. 3rd ed. Boston, MA: Elsevier; 2007.
[2] Hosgood G, Scholl DT. Evaluation of age as a risk factor for perianesthetic morbidity and mortality in the dog. J Vet Emerg Crit Care. 1998;8(3):222-36.
[3] Small Animal Anesthesia and Pain Management A Color Handbook, 3rd Edition. Elsevier; 2020.